マキタのコードレス掃除機を買おうと思っているんだけど、種類が多すぎてわからないという方におすすめの記事です!
2022年2月現在、マキタのコードレス掃除機は20種類以上!!
- バッテリーの種類
- ゴミの収集の種類
- 電源スイッチの種類
この3つの組み合わせで多数のモデルが発売されています。
せっかく購入するなら自分のニーズにぴったりのものを選びたいですよね。
購入後に「こんな仕様だったなんて…」とならないためにも、モデルごとの違いを簡単に説明します!
マキタのコードレス掃除機の見分け方は?
1.バッテリー
マキタのバッテリーには7.2V・10.8V・14.4V・18V・40Vの5種類があり、以下のような特徴があります。
- バッテリーの電圧(V)が上がるほど、パワーが上がる
- バッテリーの電圧(V)が上がるほど、連続使用時間が伸びる
- バッテリーの電圧(V)が上がるほど、重量と価格が上がる
- 現在マキタの工具のラインナップが最も充実しているのは18Vのシリーズ
パワーを最重要視すると40Vということになりますが、ラインナップがプロユース色の濃いもののためまだあまり一般向きではないように感じます。
手軽さや値段は電圧(V)の低いバッテリー(7.2V・10.8V)、パワーと連続使用時間は電圧(V)の高いもの(14.4V・18V・40V)が優れています!
2.ゴミの収集方法
紙パック式
紙パック式のものは、使い捨ての紙パックか付属のダストバッグを本体内に取り付けて使用します。
交換作業はとても簡単で、ゴミがいっぱいになったらワンタッチで取り外して新しいパックに取り換えるだけです。
紙パックは10枚セットで500円ほどで購入できます。
付属のダストバッグを使えば紙パックは必要ありませんが、使い捨ての紙パックを使ったほうが手も汚れないですし衛生的にもおすすめです!!
内部のメンテナンスがほとんど必要ないのも紙パック式のメリットです。次に紹介するカプセル式のタイプは本体内のフィルターの目詰まりを防止するためにメンテナンスが必要です。
カプセル式
カプセル式のものは本体内のカプセルに直接ゴミが溜まります。
本体をパカっと開けるだけでゴミを手軽に捨てることができるのがメリットです。また、紙パック式のようにランニングコストが掛からないのもメリットです。
一方で紙パック式と違って直接ゴミが溜まる形式ですので、内部がホコリ等で汚れやすいのがデメリットです。
加えて本体内のフィルターの目詰まりを防止するためのメンテナンスが定期的に必要です。目詰まりを起こすと吸い込みのパワーが下がってしまうので注意が必要です。
サイクロンアタッチメント
サイクロンアタッチメントは後付けのアイテムです(2,500~3,000円)。
本体とノズルの間に取り付けることでアタッチメント側のカプセル部分にゴミが溜まるようになります。
サイクロンアタッチメントを使用することで本体内の紙パックやカプセルに入るゴミの量が劇的に減るのがメリットです。
まずは紙パック式かカプセル式のどちらかを使用してみて、必要に応じてサイクロンアタッチメントを追加するのが良いと思います。
3.電源スイッチ
ボタン式
ボタン式のタイプは一度ボタンを押すと電源は入ったままになります。
従来型の掃除機と同じ使い方をしたい場合はボタン式のタイプがおすすめです。
また、強弱のモード切替が出来るモデルがあるのも特徴です!
トリガー式
トリガー式のモデルはトリガーを握っている時だけ電源が入ります。
こちらはモードの切替をすることはできません。
狭い場所を掃除するときや車内の掃除をするときなど、
小まめに電源のオンオフを切り替える場合にはトリガー式の方が使い勝手が良いです。
ただし、広範囲を掃除するときなどは握りっぱなしにしないといけないので結構手が疲れます。
連続運転が必要なシチュエーションの多い方はボタン式にされた方がいいかもしれません。
トリガー+スライドスイッチ
最新機種に採用されているのがトリガーとスライドスイッチを両方備えたタイプです。
小まめにオンオフを切り替えたいときはトリガースイッチを、連続運転をしたいときはスライドスイッチを使います。
従来のボタン式とトリガー式の良い所を集めたタイプがこちらです!
ひとつ難点があるとすれば、本体の値段が3~4,000円上がってしまうことでしょうか。
以上3つの組み合わせで構成されています。
下に組み合わせの一覧表を作りましたので、自分の欲しいモデルを探してみてください!!
マキタコードレス掃除機 モデル一覧
2022年2月現在、マキタの公式HPにラインナップされているモデルをまとめてみました。
各々のモデルの特徴を簡単に比較できるようになっています。
各バッテリーの使いまわせる工具のモデル数も載せておきましたので、他の工具の検討の際の参考にしてください!
おすすめのモデルの品番にはマーカーが入れてあります。
参考にしてみてくださいね!!
7.2Vのモデル
7.2Vのモデルの特徴は何といっても軽さです。とにかく手軽に使えるのがメリットですがそれほどパワーは強くありません。サブ機におすすめのモデルです。7.2Vのバッテリーが使いまわせる工具は13モデルあります。
ゴミの収集方法 | 電源スイッチ | 最大仕事率(W) | 重量(本体のみ) | バッテリーセットの品番 (本体のみの品番) |
---|---|---|---|---|
カプセル | トリガー | 14w | 0.81㎏ | CL070DS (CL070DZ) |
紙パック | ボタン | 14w | 0.98㎏ | CL072DS (CL072DZ) |
「とにかく軽くて取り回しの良い掃除機が欲しい!!」という方におすすめのモデル
10.8Vのモデル
10.8Vのモデルは6種類ラインナップされています。差し込み式バッテリーのモデルが2種類(CL100.102)とスライド式バッテリーのモデルが4種類(CL106.107.108)あります。いずれも重量は100g程重たくなりますがスライド式バッテリーのタイプをおすすめします。
理由はパワーと工具のラインナップ数の違いです。表を見てもわかる通り、スライド式バッテリーのモデルの方がパワー(最大仕事率)があります。また、10.8Vの差し込み式バッテリーシリーズはマキタがあまり力を入れておらず、ラインナップが乏しく最近では追加される気配もありません。
他の工具を購入する可能性がある場合はスライド式バッテリーを選択しましょう。
10.8Vのバッテリーの使いまわせる工具は、差し込み式29モデルに対してスライド式は117モデルです。
ゴミの収集方法 | 電源スイッチ | 最大仕事率(W) | 重量(本体のみ) | バッテリーセットの品番 (本体のみの品番) |
---|---|---|---|---|
カプセル | トリガー | 14w | 0.88㎏ | CL100DW (CL100DZ) |
紙パック | ボタン | 14w | 1.0㎏ | CL102DW (CL102DZ) |
カプセル | トリガー | 19w | 0.98㎏ | CL106FDSHW(1.5Ah) (CL106FDZW) |
紙パック | ボタン | 32w | 1.1㎏ | CL107FDSHW(1.5Ah) (CL107FDZW) |
カプセル | ボタン | 30w | 1.1㎏ | CL108FDSMW(4.0Ah) (CL108FDZW) |
カプセル | ボタン | 30w | 1.0㎏ | CL108FDSHW(1.5Ah) (CL108FDZW) |
パワー(最大仕事率)の強いスライド式バッテリーのモデル(CL106.107.108)がおすすめ
14.4Vのモデル
14.4Vのモデルは3種類ラインナップされています。パワー(最大仕事率)や重量等を見ても中途半端なポジションのため積極的におすすめはしません。マキタの主力が18Vシリーズになってしまい、14.4Vのシリーズに力を入れなくなったようです。
現在14.4Vの他の工具を持っていて、バッテリーを使いまわしたい方におすすめします。
14.4Vのバッテリーの使える工具は155モデルです。
ゴミの収集方法 | 電源スイッチ | 最大仕事率(W) | 重量(本体のみ) | バッテリーセットの品番 (本体のみの品番) |
---|---|---|---|---|
カプセル | トリガー | 29w | 1.3㎏ | CL140FDRFW (CL140FDZW) |
カプセル | ボタン | 29w | 1.3㎏ | CL141FDRFW (CL141FDZW) |
紙パック | ボタン | 29w | 1.4㎏ | CL142FDRFW (CL142FDZW) |
現在14.4Vの他の工具を使っていて、バッテリーを使いまわしたい場合以外には積極的にはおすすめしません
18Vのモデル
私のおすすめは18Vのモデルです!
パワーも強く、快適に掃除が出来ます。
それと、使いまわせる工具の種類がとにかく多いのもおすすめの理由です。
現在マキタの主力、18Vのモデルは9種類ラインナップされています。吸い込みのパワーも強く、メイン機としても問題なく使えます。私はCL18シリーズを愛用してきましたが、さらにパワーの強いCL28シリーズが登場しています。
重量は変わらずに性能が上がっているのでおすすめしない理由がありません!
CL28シリーズの方が少し値段が高いですので、予算と相談して検討してみてください。
18Vのバッテリーの使える工具は329種類と断トツで多く、18Vバッテリーを2つ組み合わせて使う36Vの61種類を加えると何と390種類にもなります。他の工具とバッテリーを使いまわしたい場合には、まず最初に18Vのモデルを検討すべきです。
ゴミの収集方法 | 電源スイッチ | 最大仕事率(W) | 重量(本体のみ) | バッテリーセットの品番 (本体のみの品番) |
---|---|---|---|---|
カプセル | トリガー | 37w | 1.4㎏ | CL180FDRFW (CL180FDZW) |
カプセル | ボタン | 37w | 1.4㎏ | CL181FDRFW (CL181FDZW) |
紙パック | ボタン | 37w | 1.5㎏ | CL182FDRFW (CL182FDZW) |
18Vのモデル(BLモーターのプロ仕様)
ゴミの収集方法 | 電源スイッチ | 最大仕事率(W) | 重量(本体のみ) | バッテリーセットの品番 (本体のみの品番) |
---|---|---|---|---|
紙パック | ボタン | 60w | 1.5㎏ | CL282FDRFW (CL282FDZW) |
紙パック | ボタン | 60w | 1.5㎏ | CL282FDFCW サイクロンアタッチメント付属 |
カプセル | ボタン | 60w | 1.4㎏ | CL281FDRFW (CL281FDZW) |
カプセル | ボタン | 60w | 1.4㎏ | CL281FDFCW サイクロンアタッチメント付属 |
カプセル | トリガー+スライドスイッチ | 45w | 1.4㎏ | CL280FDRFW (CL280FDZW) |
カプセル | トリガー+スライドスイッチ | 45w | 1.4㎏ | CL280FDFCW サイクロンアタッチメント付属 |
パワー(最大仕事率)も強く、選べるモデル数も豊富なので最もおすすめ!
40Vのモデル(BLモーターのプロ仕様)
40Vのモデルは4種類ラインナップされています。特徴は何よりもパワーの強さです。
18Vシリーズの60Wから125Wへ大幅にパワーアップしています。
最新モデルなので電源スイッチも新型になり、使いやすさもアップしています。
とにかくパワフルなコードレス掃除機が欲しい方にはおすすめしたいモデルです。
ただ、定価が 49,700円(税別)と、ダイソン等も対象になる値段なのがネックですね。
40Vのバッテリーが使いまわせるモデルは113種類で、まだまだ18Vシリーズには及びません。
他の工具も検討される場合は、やはり18Vのものがおすすめです。
ゴミの収集方法 | 電源スイッチ | 最大仕事率(W) | 重量(本体のみ) | バッテリーセットの品番 (本体のみの品番) |
---|---|---|---|---|
紙パック | ボタン(新型) | 125w | 1.7㎏ | CL002GRDW CL002GRDO(オリーブカラー) (CL002GZW/O) |
紙パック | ボタン(新型) | 125w | 1.7㎏ | CL002GRDCW CL002GRDCO(オリーブカラー) サイクロンアタッチメント付属 |
カプセル | ボタン(新型) | 125w | 1.6㎏ | CL001GRDW CL001GRDO(オリーブカラー) (CL001GZW/O) |
カプセル | ボタン(新型) | 125w | 1.6㎏ | CL001GRDCW CL001GRDCO(オリーブカラー) サイクロンアタッチメント付属 |
マキタの最強パワーモデル。とにかくパワー重視の方におすすめ
以上が現在マキタの公式HPで紹介されているコードレス掃除機です。
あなたの求めているモデルはありましたか??
この記事が少しでもあなたの掃除機選びの役に立てば幸いです!
読んでいただいてありがとうございました!!
18V・ボタン・カプセル式のモデル↓
18V・ボタン・紙パック式のモデル↓
18V・カプセル・トリガー+スライドスイッチのモデル↓
18V・カプセル・ボタン式のモデル↓
18V・ボタン・紙パック式のモデル↓
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