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「マキタの18V掃除機は、結局どれを買うのが正解?」
記事を最初に書いたのが2022年。2026年になった現在も、現場と家庭の両方でマキタの掃除機を愛用し続けています。同時期に使っていたダイソンの掃除機はバッテリーが劣化して交換が必要になりましたが、マキタのバッテリーはまだ元気そのもの。飾り気のないデザインで少々の傷も気にならず、メンテナンスも容易なので、今後もまだまだ使い倒すつもりです。
気付けばCL18x系を計4台(CL180が2台、CL181とCL182を各1台)を各所で使い分けるほどのヘビーユーザーとなりました。トリガー式、ボタン式、カプセル式、紙パック式……その全てを熟知しているからこそ、自信を持って言えることがあります。
それは、「マキタの18V掃除機、結局どれを買うのが正解?」という悩みに対する答えは、一つではないということです。
読者の方からもよく相談をいただきますが、僕自身がこれだけ使い倒してきたからこそ言えるのは、「最新=最高とは限らない」ということ。用途によって、あなたにとっての最強の相棒は変わるからです。
一方で、最近ではパワーと静音性に優れた最新の「CL284・285・286」が登場し、家庭用メイン機としての注目度も高まっています。
そこで本記事では、僕が現場で愛用するCL18x系の揺るがない信頼性はそのままに、最新のCL284・285・286との違いを徹底比較しました。CL18x系の「コスパ」か、CL284・285・286の「進化」か。あなたのライフスタイルに最適な一台を見つけるためのガイドとして、ぜひ参考にしてください。
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※詳細な比較は記事後半で解説しています!
CL180・181・182を使ってみて良かった点・残念だった点
もともとコード付きの従来型の掃除機を使っていたこともあり、コードレスになっただけでもコードの煩わしさから解放されて大満足です。ただ使用してみると少々残念な点もありましたので正直に紹介します。
良かった点
- コードレスなので使用する場所の制限がない
- 軽量コンパクトなので取り回しが楽で狭い場所の掃除もしやすい
- ダイソン等と比べると落ちるが必要十分な吸引力がある(フローリングがメインなら不満は出ないハズ)
- マキタの18Vバッテリーを使いまわす場合、本体代が安い
- サッと出して使えるのでこまめに掃除する癖がついた(ズボラがマシになりました)
- 良くも悪くも道具感が強いので、傷や汚れが気にならない
残念だった点
- 付属のヘッドに回転ブラシなどは付いていないのでカーペットなどの毛足の長い場所の吸引力はイマイチ
- 機種によってはモード切替ができるが、標準モードの吸引力は正直言って弱いので結局強モードばかりで使用している
- トリガー式モデルは簡単に使えるが、連続運転できないのが少々不便
- ダイソン等のような見た目の華やかさはない(職人の道具感が強い)
……といった感じで、CL180・181・182には特有の不便さもあります。でも、この『少し足りないところ』を技術で補って進化させたのが、最新のCL284・285・286なんです。次は、その進化の正体について深掘りしていきましょう。
マキタ掃除機の「進化の系譜」
【進化の第1段階】CL180/181/182:現場の「完成された相棒」
特徴: CL180FD(37W)やCL182FD(37W)は、数値以上に「軽さ」と「構造のシンプルさ」が魅力。
現場の評価: 壊れにくく、バッテリーを使い回せる安心感は、ロングセラーも納得。現場で働く職人にとってとにかく手軽で便利な相棒。
【進化の第2段階】CL280/281/282:BLモーターの採用
特徴: CL280FD(45W)やCL281FD(最大60W)の登場により、省電力でありながら吸引力が底上げされた。
進化の恩恵: BLモーター採用で従来機より寿命が延び、パワフルモードの実装で、家庭のメイン掃除機としての実用性が格段に上がった。
【進化の第3段階】最新CL284/285/286:究極の正統進化
特徴: CL284FDやCL285FDは、パワフルモードで125Wと大幅パワーアップ。
さらなる進化(CL286FD): 最新のCL286FDは吸引力(パワフル100W)だけでなく、サイクロン一体型となっており、フィルタの清掃頻度が低く済むようになっている。
ポイント: パワーを上げつつも、日々の家事ストレスを減らすローメンテナンスは最大の武器になる。
数字だけ見ると最新の125W(CL284/285)が圧倒的ですが、実はCL18x系を愛用するプロも多いのがマキタの面白いところ。AmazonのランキングでもCL18x系は今でも上位です。
CL180・181・182とCL280・281・282・284・285・286の徹底比較
集じん方法
集じん方法はCL18xシリーズ・CL28xシリーズ共にカプセル式か紙パック式から選択する形になります。



最新のCL286では、上記2種類に加えてゴミ捨てが楽なサイクロン一体型も選べます。
カプセル式のメリットとデメリット
カプセルの取り外し方は本体をひねるだけなので本当に簡単にごみ捨てができます。内部は少々汚れても見えないから気にしない!という人にはおすすめです。
紙パック式のメリットとデメリット
ダストバッグを取り替える必要はありますが、簡単に交換できます。内部もきれいに使いたい・フィルターの掃除が面倒くさいという人におすすめです。
電源スイッチ
電源スイッチはトリガー・ワンタッチスイッチ・トリガー+スライドスイッチ(CL280のみ)の3種類です。
トリガースイッチ
トリガースイッチはトリガーを握っている間だけ電源が入ります。サッと出して短時間使用する時に重宝します。使い勝手が良いので私は車内の掃除やデスクの掃除の際に愛用しています。
使い勝手が良い反面、トリガースイッチは長時間の連続運転には向いていないように感じます。スイッチが硬いわけではありませんが、ずっとスイッチを握り込んだままというのは意外と手が疲れます。
トリガースイッチ式(CL180・280)にはモードの切替機能はありません。CL180で37W、CL280で45Wと後述するワンタッチスイッチ式の「強」モードとだいたい同じくらいの1モードのみとなります。



最新のCL284・285・286ではトリガースイッチのモデルはなくなりました。トリガースイッチのモデルはCL180のみとなっています。
ワンタッチスイッチ
ワンタッチスイッチ式は、ボタンを押したら電源が入ったままになります。従来型の掃除機と同じ使い方をしたい場合はワンタッチスイッチ式がおすすめです。ワンタッチスイッチ式にはモード切替機能が付いており、CL181・182で2段階、CL281・282で3段階、最新のCL284・285では4段階のモード切替を行うことが出来ます。CL284・285ではパワフルモードで最大125wの吸い込み仕事率で、CL181・182の最大37wの3倍以上のパワーになっていますので、機種選択の際に参考にしてください。
トリガー+スライドスイッチ
CL280では連続運転が出来ないというトリガースイッチの弱点を補って、連続運転可能なスライドスイッチを付属したモデルが発売されました。手軽に使えて、時々まとめて掃除したいという用途の方にはCL280がおすすめです。
最新のCL284・285・286ではこの形式はなくなりましたので採用されているのはCL280のみとなります。
マキタ18V掃除機 比較一覧表
| モデル(品番) | 集じん方法 | スイッチ | 特徴・用途 |
| CL286FD | サイクロン一体 | ワンタッチ | 最新・全部乗せ(メイン機向け) |
| CL284FD | カプセル | ワンタッチ | 最新・ハイパワー(メイン機向け) |
| CL285FD | 紙パック | ワンタッチ | 最新・ハイパワー(メイン機向け) |
| CL280FD | カプセル | トリガー+スライド | 中間モデル |
| CL281FD | カプセル | ワンタッチ | 中間モデル |
| CL282FD | 紙パック | ワンタッチ | 中間モデル |
| CL180FD | カプセル | トリガー | コスパの名機(サブ機・現場向け) |
| CL181FD | カプセル | ワンタッチ | コスパの名機(サブ機・現場向け) |
| CL182FD | 紙パック | ワンタッチ | コスパの名機・紙パック式 |
サイクロンアタッチメント
CL18・CL28シリーズ共にサイクロンアタッチメントに対応しています。これを使用すると、アタッチメント内部にゴミが溜まるようになります。アタッチメントを使用した場合は紙パックやカプセル内にほとんどゴミが溜まらなくなるので、アタッチメントの使用を考えている場合は電源スイッチの種類の好みで選ぶと良いでしょう。
ただし、アタッチメントが付く分重量が増し、サイズが大きくなりますのでご注意ください。
コンパクトさ重視で使いたい人にはあまりおすすめできません。



現在、ショートタイプのアタッチメントも発売されています


CL18シリーズ用はこちら
CL28シリーズ用はこちら
パワー(吸込仕事率・W)比較表
| モデル(品番) | パワフル | 強 | 標準 | エコ |
| CL284FD/285FD | 125 | 70 | 45 | 20 |
| CL286FD | 100 | 60 | 35 | 15 |
| CL281FD/282FD | 60 | 42 | 15 | – |
| CL280FD | – | 45 | – | – |
| CL181FD/182FD | – | 37 | 10 | – |
| CL180FD | – | 37 | – |
パワー(吸込仕事率)を比較すると、最新シリーズの進化は一目瞭然です。
従来のCL18シリーズ(強:37W)に対し、最新のCL284・285は「パワフルモード」で125Wという圧倒的な吸引力を発揮します。また、最新シリーズは「パワフル・強・標準・エコ」の4段階切り替えが可能で、用途に合わせて細かくパワー調整ができるようになったのが最大の進化点です。
【CL286系についての補足】 サイクロン一体型のCL286は、数値上はCL284/285より少しパワーを抑えた設計になっています。構造上、サイクロンシステムを内蔵しながらも静音性を追求しているモデルですが、爆発的に静かなわけではありません。「サイクロンアタッチメントを後付けした時のような嵩張りがなく、使い勝手と静音性のバランスが良い」という解釈が、現場の感覚としては最も正確です。
連続運転時間(バッテリーBL1830B使用時・目安)
| モデル(品番) | パワフル | 強 | 標準 | エコ |
| CL284/285/286FD | 約8分 | 約15分 | 約21分 | 約38分 |
| CL281/282FD | 約15分 | 約20分 | 約50分 | – |
| CL280FD | – | 約20分 | – | – |
| CL181/182FD | – | 約20分 | 約40分 | – |
| CL180FD | – | 約20分 | – |
「見ての通り、最新のCL284〜286はパワフルモードだと約8分でバッテリーが切れます。
パワーが強い分、消耗が早いのは避けて通れない道です。ちなみに、CL181・182の標準モードは正直パワーが頼りないので、僕は普段から「強」メインで使っています。
もし『掃除の途中で充電切れがストレス!』というなら、6.0Ahの大容量バッテリー(BL1860B)への変更がおすすめです。
バッテリーセットで掃除機を購入した場合、シリーズ問わず付属するのは3.0Ah(BL1830B)のバッテリーですが、6.0Ahに換装するだけで単純計算で連続運転時間が倍になります。
マキタの18Vバッテリーは他の18vの工具に使いまわしがきくので、掃除機以外にDIYや庭いじりをする人なら、6.0Ahを持っておいて絶対に損はありません。むしろ、バッテリーは掃除機本体以上に『買ってよかった』と実感できるアイテムですよ。」
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本体重量
マキタの18Vシリーズは、どれを選んでも約1.4kg〜1.7kg(バッテリーBL1830B装着時)と軽量です。
どのモデルを選んでも重さの差はわずかなので、スペック表の数字だけで悩む必要はありません。
ただし、サイクロンアタッチメントを装着する場合や、高容量バッテリーを使用する場合は、そこから少し重くなります。 「何を選んでも軽いことに変わりはない」と考えて、重さよりも「集じん方式」や「スイッチの操作性」を優先して選ぶのが、失敗しない選び方のコツです。
購入時の付属品
マキタのコードレス掃除機は、どのモデルを選んでも以下の基本セットが付属します。
【共通の付属品】
- ノズル
- サッシ(隙間)ノズル
- ストレートパイプ
ここに、集じん方式ごとの付属品が加わります。
【カプセル式(CL180・181・280・281・284・286)】
- 高機能フィルタ(本体内部に装着)
【紙パック式(CL182・282・285)】
- 高機能ダストバッグ(布製)
- 使い捨ての紙パック10枚
ワンポイントアドバイス
バッテリー・充電器付きのモデルを購入する場合、付属する充電器はすべて急速充電器(DC18RF)が標準です。DC18RCの時代に比べて充電時間が速くなっているので、掃除の合間にサッと充電してすぐ使う、という使い方も余裕でこなせますよ。




結局、どれを買うのが正解?
結論、「性能と快適さを追求したいなら最新のCL284・285・286」、**「コストを重要視して、そこそこの性能を求めるのならCL18xシリーズ」というのが、長年使い倒した私の正直な結論です。
まず大前提として、CL18xシリーズ(CL180・181・182)の吸引力はフローリング等の掃除であれば何ら不満はありません。コードレスの解放感と十分な吸引力、そしてこの価格のバランスは、今なお非常に優秀な選択肢です。
その上で、両者の価格差はセットでも単体でも1万円前後。この「1万円の差」をどう捉えるかが、今回の一番のポイントです。
- 【性能・快適さ重視】最新モデル(CL284・285・286系) 「1万円プラスして、BLモーターの静音性や最大125wのハイパワー、そしてパイプロック機能など、最新の快適さを手に入れる」という選択です。長く愛用する道具だからこそ、最初から最高の一台を選びたい方へ。
- 【コスパ重視】定番モデル(CL180・181・182系) 十分な性能があるCL18xシリーズを選び、浮いた1万円を「大容量バッテリー」や「サイクロンアタッチメント」などのカスタムに回すという賢い選択です。掃除の頻度が劇的に上がります。
マキタ掃除機は、どれを選んでも「コードの束縛から解放される」という感動は同じです。あなたの予算と使い方に合わせて、ベストな一台を選んでくださいね!
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