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DIYでもできる!洗面化粧台(洗面台)の交換【プチリフォームの費用・作業手順】

目次

既存の洗面台の取り外し

キャビネットの取り外し

まず最初に、既存の洗面台の取り外しを行います。
キャビネット(鏡の部分)→洗面台部分の順番で取り外していきます。

1、鏡の部分から取り外していきます。

2、我が家の物は四隅がキャップに隠れた場所で
ビス留めされていました。

3、キャップを外して4か所のビスを外して
キャビネット本体を外します。

4、キャビネットを外すとこんな感じ。
壁から出ているのが電源コードです。

落としてしまうと取れないので、壁から出ているコードを奥に落とさないよう注意してください!

洗面台の取り外し

続いて洗面台の取り外します。

STEP
止水栓を締める

一戸建ての場合は屋外の「量水器」「止水栓」などと書かれたボックスの中に、マンションなどの場合は入り口近くのメーターボックスに設置されてりますのでしっかりと締めておきましょう。
締め終わったら 一度屋内の蛇口を開けてみて、水が完全に止まっていることを確認してください。
水が止まっている間、水道が使えなくなりますので用事を済ませてから止水栓を止めるようにしましょう。

STEP
給水栓を締める

1、洗面台下の蛇口を締めます。

2、この時どちらが水でどちらがお湯か確認しておきます。

3、レンチを使って蛇口を取り外します。

4、うまく取り外すことが出来ました!

蛇口取り外しの際にパイプに残った水が出てくることがありますので注意しましょう!

STEP
排水パイプを取り外す

下に差さっているジャバラパイプを引き抜くと、床下から立ち上がっている塩ビパイプが見えてきます。
パイプのS字部分に水が溜まっていることがあるので注意しましょう! 

       

STEP
洗面台本体を取り外す

これで洗面台が動く状態になりました。ゆっくり移動させていきましょう。重たいですのでぎっくり腰にならないように気を付けて。動かない場合はどこかがビス止めされていますので、それを外してください。

下に段ボールを挟んでやると、移動の際に引きずっても床に傷がつきません!

STEP
撤去した場所を掃除

撤去後は壁や床を掃除して
長年の汚れを落としておきましょう。

排水パイプをテープで塞いでおくと
作業中臭いが上がってこないです。

新しい洗面台の取付

洗面台の搬入

壁や柱にぶつけないように気を付けながらゆっくり搬入していきましょう。
古いものを搬出した時と同じように、段ボールなどを下に敷いて押していくと楽に搬入できます。

水栓金具の取付

1、説明書を読めば難しい作業はありません。

2、まずはレバーハンドルから取り付けます。

3、続いて、吐水口を取り付けます。

4、洗面台らしくなってきましたね!!

排水レリースの取付

排水レリースって聞きなれない単語ですが、洗面台の栓の部分です。
押したり引いたりすることで、栓が開いたり閉まったりします。
水を張るときに使用するアレのことです。

大変申し訳ないんですが…作業写真を撮り忘れました。

ですが説明書を読めばこれも難しくない作業ですので安心してください!
細かい部品がありますので、部品の紛失や付け間違えには注意してくださいね。

洗面台の仮置きと穴あけ加工

次に洗面台を実際の位置に仮置きして、給水栓の位置に穴をあけます。

STEP
実際に設置する場所に置いてみる
STEP
給水栓が当たる位置に印を入れる

定位置ぎりぎりまで近づけていくと、壁から出ている給水栓が洗面台の後ろに当たります。
当たった位置(お湯と水の2か所)に赤鉛筆やペンなどでわかるように印をつけましょう。

STEP
水平器を使って水平を確認する

おそらく大きく傾いているようなことはないと思います。
がたつきや傾きがある場合は付属のスペーサーを使って解消しておきましょう!

STEP
ホールソーを使って穴を開ける

1、まずは裏側からSTEP2で入れた印の
場所に穴をあけます。

2、続いて逆側からホールソーで止水栓の
通る穴をあけます。

3、水とお湯の2か所の穴があきました!

穴を開ける作業のポイント

  • 穴のサイズは給水栓が通りやすいよう、余裕を持ったサイズであけましょう!
    ⇒あとでカバーをしますので少し大きくても問題ありません。
  • 裏から目印になる穴を開けてから表からホールソーを使って穴あけをしましょう。
    ⇒穴を開けた時のバリが目立たなくなります!

洗面台の固定

再び写真の撮り忘れです。すみません…
ですがこれも難しい作業ではありません。
説明書の指示に従ってビスを打って、洗面台を固定しましょう!

給水栓の取付

先ほど取り外した給水栓(壁から出ていた蛇口)を付けなおします。
給水栓を付け直した段階で、最初に閉めた外部の止水栓は開いても大丈夫です。
付け直した給水栓が閉まっていることを確認してから開けましょう。
外部の止水栓を開いて水漏れがなければオッケーです!

水漏れ防止のためにシールテープを巻いてから
蛇口を取り付けます。

時計回りに2~3周ねじれがないように巻いてから
取り付けを行います。(写真は反時計回りなので
間違ってます。後ほどやり直しました。)

完成がこちら。排水パイプに干渉するので
我が家のものは片方別のものに交換しました。

給水栓取付のポイント

  • シールテープは時計回りに2~3周巻きましょう
  • 締め付けはレンチを使ってしっかり行いましょう
    ⇒締め付けが足りないと水漏れします!
  • 取り付けが出来たら外部の止水栓は開いても大丈夫です。
    ⇒水漏れがなければオッケー!

配管の接続(給水)

洗面台内の配管と給水栓を接続します。
水とお湯のホースを逆に繋いでしまわないよう注意しましょう!

こちらの取付の際は、ナット内にゴムパッキンが
入っていますのでシールテープは必要ありません。
レンチでしっかり締めておきましょう!

次はシャワーホースと配管の接続です。
具材の向きに注意すれば簡単に取り付けられます。

カチッと入れ込めばおっけーです!

金属製の配管の取り扱いには注意しましょう。
接続角度によっては多少曲げる必要がありますが、急角度に曲げると折れてしまって元に戻りません!

排水トラップの取付

排水トラップというのは、洗面台の下でS字に曲がっている排水管のことです。

これが接続できれば給排水の準備が完了します。

順番に具材を入れて組み立てていきましょう。

排水管が通る部分にホールソーで穴を開けて通します。

排水トラップ取付のポイント

  • 排水管が通るところにホールソーで穴を開けて通します
  • 排水管が真っすぐに入らない場合はトラップ用ジャバラを用意してうまく配管しましょう!
    ⇒我が家では付属の物が使えましたが、結構無理矢理入れてます。笑

水受けタンクの取付

クリップを差し込んでタンクを引っかけるだけの簡単な作業です。
ここに余分なシャワーホースが収まるようになっています。

奥の黒いポイントの部分に引っかけるだけです。

シャワーホースにストッパーを付けて、
一定以上引き抜けないようになっています。

取付完了後の確認

洗面台の取付はこれで完了です!
使用前に以下の項目をチェックしておきましょう。

チェック項目は…

  • ハンドシャワーの確認
    ⇒ホースが給水栓に干渉していないか・出し入れの際にホースが水受けタンクにきちんと収まっているか
  • 洗面台下の給水栓の開栓
    ⇒蛇口が閉まっている状態で開けましょう
  • 通水確認
    ⇒水やお湯がきちんと出るか確認しましょう
  • 漏水確認
    ⇒給水栓やシャワーホースの接続部から漏水していないか確認しましょう
  • 初期通水後のごみの除去
    ⇒施工の際にごみが混じることがあるので、説明書を見て取り除いておきましょう
  • 流量の調節
    ⇒給水栓の開け閉めで調節できます。説明書を見て適切な量に調節しておきましょう。
    この作業は使用し始めてからでも問題なく行えます。

ミラーキャビネットの取付

洗面台の取付お疲れさまでした!ここまでくればあと一息です。
続いてミラーキャビネットを取り付けていきましょう。

電源の接続

キャビネット背面から出ているプラグを壁から出ているコンセントに差し込みます。

写真中央から出ているのが電源プラグです。

壁面から出ているプラグに接続した後は
ビニールテープを巻いて抜けないようにしておきましょう。
埃が入るのを防ぐ効果もあります。

電源接続時のポイント

  • 壁の中のコンセントに接続する場合
    接続後壁の中で抜けないようにビニールテープを巻いておきましょう
  • キャビネット横のコンセントに接続する場合
    プラグを差すだけでオッケーです
  • 電源直結の場合
    電気屋さん(電気工事士)に作業を依頼しましょう

キャビネットの固定

ついに最後の作業です。ビスで四隅を固定したら完成です!固定が済んだらライトが点灯するか確認しましょう。

キャビネット固定のポイント

  • 電源コードが折れないようにすること
    ⇒束ねたままにしておくと熱を持って危険です!
  • 壁とキャビネットの間にコードを挟んでしまわないこと
    ⇒熱を持ったり、断線したりする危険があります!
  • 固定時は不安定なので補助してもらいながらビス留めしたほうが安全です。

無事にライトは点灯すれば安心です。これで洗面台とミラーキャビネットの交換は完了です。
時間は掛かりましたが綺麗に交換出来て大満足です。
この記事を読んで興味を持ってくださった方はぜひチャレンジしてみてください!!
最後まで読んでくださってありがとうございました。

おまけ作業(コーキング)

洗面台の形状が少し変わったことで、壁と洗面台の間に1センチ程度の隙間ができてしまいました。
そのままでも使用に問題はなかったのですが、コーキングを使って隙間を埋めました。
これで隙間に小さなものを落としてしまう心配もありません!

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