木工DIYの必需品「のこぎり」一家に一つはあるほど定番のアイテムですがなかなかうまく切れませんよね!
切ってる最中は真っ直ぐに見えるのに、切り終わって見ると何か曲がってる…とか90度じゃない…なんてことがよくあります。
私は庭師をしており、大工さんほどではありませんが竹垣を作る際などに材木を切る機会が結構あります。慣れないうちはなかなか真っ直ぐに木材が切れずに先輩から怒られたものです。経験を積むうちにうまくなりますが、どうせなら最初からうまく切りたいですよね。
今回は初心者でも木材を真っ直ぐ切ることが出来る方法を紹介します!
この記事を読んでわかることはこちら!
- 木材への印の入れ方
- のこぎりの使い方
- 必要な道具
- さらに作業を簡単にする補助器具(治具)の使い方
1 のこぎりだけで真っ直ぐに切る方法
まず最初に木材のカットしたい部分に差し金で線を引きます。
この時切りたいラインだけでなく、4面とも線を入れておくことが重要です。
定規で線を引いても構いませんが、差し金を使う方が時短になります!
裏技?ズボラ技?養生テープを活用する方法
線を入れる代わりに養生テープを巻くという方法もあります。たるみやしわにならないようにピンと張りながら木材の周りを一周巻けば線を引く代わりになります!
ただし、差し金できっちり線を引くほどの精度はありません。ですので「大体真っ直ぐ」くらいの精度でいい時に自担技として活用してみてください!
木材を切るときは作業台などにクランプを使って固定する方が切りやすいです。
ない場合は手でしっかりと押さえるか、足で押さえて固定するようにすれば
同じように切れますが、クランプ固定に比べてどうしても精度が下がってしまいます。
精度が必要なカットの場合はしっかりと固定することを心がけましょう!
線を入れて木材を固定したら切り始めましょう!
最初から長い線に沿って切るのではなく、木材の角に斜めに刃が当たるように切り始めます。
この時力を入れすぎないように気を付けましょう。軽い力で引いても切れていきます。
それと、のこぎりの柄の根元(刃に近い方)を持つ方が切りやすいですよ!
最初に斜めに当てて引き始めた刃を木材に対して平行になるようにしていきます。
この時側面に引いた線をなぞるように切れているか時々確認するようにしましょう。
力んで切るとブレますので、軽い力で一定のリズムで切るのが上手に切るコツです!
2 補助器具(治具)を使って真っ直ぐに切る方法
続いて紹介するのは、治具と呼ばれる補助器具を使ってい真っ直ぐに切る方法です。
いろいろな種類のものが発売されていますが、要はのこぎりの刃がブレないように固定するアイテムだと思ってください。
初心者の方はどうしても一定のリズムで真っ直ぐのこぎりを引くことができません。
治具が刃をブレないよう固定して、斜めに刃が入ったりブレたりするのを防いでくれるため初心者でも真っ直ぐに切ることができるというわけなんです!
最初にすることはのこぎりだけで切るときと同じで、4面ともに線を入れます。
治具を使っても線に沿って切れているかの確認は必要ですので、きっちりと線を引いておきましょう。
治具を使う場合、治具を木材にセットする必要があるので木材本体の固定も必要になってきます。
クランプなどを使ってきっちりと固定しましょう!
固定が済んだら治具をセットして切っていきましょう。刃が固定されているので切りやすさが段違いですよね!
この時、真っ直ぐにのこぎりを引いている感覚を覚えておくようにしましょう。「できる感覚を体に覚え込ませること」は治具なしで真っ直ぐに切れるようになるための近道です!
まとめ
今回はのこぎりで真っ直ぐに切る方法を紹介させていただきました。皆さんはどちらの方法をチョイスされますか?
少々曲がるのも経験のうちという方は、最初から治具なしでチャレンジするのも良いでしょうし、最初からキチッとした作品を作りたい方は治具を使うのが良いでしょう。
何より、どちらの方法を選んでも楽しく作業できるのが1番ですよね!皆さんDIYを楽しんでくださいね〜!
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