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【ファン付きウエア・空調服】「ウエア×ファン×バッテリー」の最強カスタム【庭師流】

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目次

ウエアとバッテリーは「別腹」で選ぶ

夏場の現場は、もはや危険な暑さと言っても過言ではありません。僕の現場では、夏場は職人たちにファンとバッテリーを支給しています。

一方で、ウエアに関してはあえて支給せず、各自の好みに任せています。ファンの規格(外径約100mm・内径約90mm)さえ合致していれば、ファンとバッテリーのメーカーが異なっていても問題なく使用できるからです。90mmくらいの穴の開いているウエアがほとんどです。夏場以外の時期は制服を支給していますが、空調服に関しては長袖、半袖、ベストといったタイプごとの好みや、作業中の動きやすさという個人の感覚を尊重しています。

ただ、ファンとバッテリーに関しては、一切妥協していません。

ウエアは多少の不便やダメージがあっても笑い話で済みますが、ファンとバッテリーは現場の安全と直結するツールだからです。午後になってバッテリーが切れたり、風量が足りずに熱中症のリスクが高まったりしては、仕事になりません。「安物買いの銭失い」で現場を止めるような事態は、プロとして避けたいですからね。

最近の酷暑において、信頼できる機材の選定は必須です。今回は、職人たちにも自信を持って支給しているファンとバッテリーを、僕自身はどのような構成で使いこなしているのか。庭師流の最強カスタムを紹介します。

僕が愛用する二つのウエア

僕が現場でメインに使っているのは、ファン付きウエア・空調服界の定番「バートル」と、今年から導入した「アイズフロンティア」の二つのメーカーです。どちらも半袖タイプを選んでいます。
なぜこの二つなのか、実際に使ってみた感想をまとめました。

【バートル:動きやすさと遮熱性の定番】

ここ数年、毎年必ず購入しているのがバートルです。生地が柔らかく、身体の動きに自然と追従してくれるのが一番の魅力ですね。薄手で軽量でありながら、しっかりと遮熱性能があるので、真夏の炎天下でも快適に過ごせています。 ただし、やはり生地が薄い分、剪定中に木のトゲや枝に引っ掛けてしまうと、割と簡単に破れてしまうのが難点です。それでも多くの現場で見かける通り、やはり安定感は抜群ですね。建設業の現場で一番よく見るメーカーではないでしょうか。

【アイズフロンティア:パリッとした生地感と風の抜け】

一方で、今年初めて購入したのがアイズフロンティアです。バートルと比較すると少し厚手の生地で、パリッとした硬さがあります。この硬さのおかげか、服の中で風がしっかり循環し、抜けが良いように感じています。暑い盛りには、この風の通りやすさが非常に助かりますね。

どちらのメーカーにも言えることですが、「ファスナー付きのポケット」があるタイプを選んでいるのが僕のこだわりです。作業中に大事な小物を落とす心配がないので、現場では必須の機能ですね。

このように、その日の作業内容や気分に合わせて、動きやすさをとるか、風の抜けやすさをとるかで使い分けています。作業着とはいえ、かっこいいものを着たいと思うのは心情ですしね。気に入ったものを着て仕事をすればモチベーションも上がります。

ちなみに、最近はファンの取り付け位置にもいくつか種類がありますよね。定番の「腰」タイプ、サイドに配置する「サイド」タイプ、そして肩甲骨付近にくる「ハイバック」タイプと選択肢が増えています。

正直なところ、僕はこれまでずっと定番の「腰」タイプ一択で運用してきました。今のところ、剪定作業などで不便を感じたことはありません。今年導入したアイズフロンティアはサイドタイプですが、正直あまり違いは感じませんね。

ものは試しなので、ハイバックタイプもチャレンジしてみたいですね。高い位置から風が抜けることで、首元や頭への冷却効果がどう変わるのか。試してみたいです。もし使っている方がいれば、ぜひ使用感を教えてほしいところです。

職人たちの「ウエア選び」を観察してみた

僕が支給しているファンとバッテリーは統一していますが、職人たちが選んでくるウエアは千差万別です。現場で彼らの姿を見ていると、それぞれのこだわりや性格がそのまま表れていて非常に興味深いですね。
いつもは制服が揃っていますが、夏だけは各々が好きなウエアを着ているので現場の雰囲気が少し変わります。

【Aさん:軽さとスタイル重視のスタイル】
Aさんは一貫して「ベストタイプ」を愛用しています。彼は重たくてゴワつく着心地を嫌うタイプで、とにかく薄手の軽量タイプを好んで選んできます。 常に暗めの色を基調としつつ、現場でもかっこよく見えるものを探すのが彼の流儀のようです。「暑い中でも少しでもスタイリッシュに」という姿勢は、見ていて清々しいですね。

【Bさん:耐久性第一のタフガイ】
一方でBさんは、とにかく「長持ち」が命。今までずっとベストタイプ一本でしたが、今年はついに半袖も導入したようです。彼が選ぶのは常に厚手の生地を採用したタフなモデル。デザインには無頓着で、とにかく破れにくく、ガシガシ使えることが彼にとっての正義です。

こうして見ると、ファンとバッテリーという「動力源」さえ間違えていなければ、ウエアという「外殻」は、本人の作業スタイルや個性に任せるのが一番だと感じます。 同じ支給品を使っていても、ベストを選ぶか半袖を選ぶか、薄手か厚手かで、彼らなりの快適な現場の作り方があるわけです。

結局、組み合わせで一番大事なのは「これ」

ここまで色々なウエアを紹介してきましたが、結局のところファン付きウエアの性能を最大化するコツは、「ウエアのサイズ感」にあります。

特に重要なのは、ファンが吸い込んだ空気が背中や首元にしっかり循環する「通り道」を確保することです。どんなに優れたファンを使っていても、ウエアが体に密着しすぎていては風が通りません。ベストなら肩周りの空き具合、半袖なら袖口の締まり具合など、自分にとって一番風が抜けると感じるサイズを選ぶのが肝です。

参考までに、僕は身長180cm、体重70kgの体型ですが、基本的には2XLもしくは3XLを愛用しています。普段着る服よりも「ワンサイズ上」を選ぶと、服の中で風が通りやすくなり、快適さが段違いですよ。

ただ、どれだけこだわったウエアを選んでも、その「心臓部」であるファンとバッテリーがハズレだと、すべてが台無しになってしまいます。冒頭でも触れた通り、「安物買いの銭失い」は現場の生産性を著しく下げます。午後イチでバッテリーが切れてしまったり、風量が足りずに作業効率が落ちたりしては、せっかくのウエアも宝の持ち腐れですからね。

もし今、ファンとバッテリー選びで迷っている方がいれば、僕が実際に現場で検証した比較記事を参考にしてみてください。なぜ僕が今の機材を使用しているのか、その理由と結論を詳しくまとめています。

今年の夏、最高に快適な現場環境を作るためのヒントになれば幸いです。

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